口に出す人ほど行動しない法則
不思議なもので、人は共通していることが沢山ある
その一つに、自分から、私沢山お客さん紹介しますという人はほぼしないしても一人。
本当に紹介してくれる人は黙ってても紹介してくれる。
何でも同じ、人との縁を切らない、縁を大切にするという人ほどしない。
ようは、縁を大切にすると自分に言い聞かしているだけ。
そういう人間は最後まで仕事をやり遂げずに、自分の思い通りにならないからと離れていく。
でも、責任をもって最後までやりとげず、中途半端で投げ出した事を認めたくないから言い訳をする。
言い訳を言わずにいられない、言い訳をしている事にも気が付けていない人もいる。
結局自分を正当化しているに過ぎない。
私はできる、私はやってきた、私は私はという人もたくさん見てきた。
何かアイデアを言い出してお願いすれば、それは仕事になってしまうから無料ではできない、(無料でお願いなんて一言も言ってない)色々他にもやることがあるからなど、言い訳をしている事に気が付いていないのだ。
例えば時間管理も同じで仕事が出来る人、忙しい人ほど時間を作る、できない奴や暇な奴ほどできない理由という名の言い訳をして忙しいと口だけ動かして手は動かさない。
人の事ばかり文句いうけど、じゃあ私はというと、決して器用ではない、良くも悪くも馬鹿正直なところは自分でも困り果てている。
損得も考えられない、金勘定も上手くない、でも同業者の半分の労働時間で、平均の倍の数字を定期的に出し続けている。
結局は論より証拠だ。
なんなんだろう、やる人間とやらない人間の違いは。
当たり前の話になってしまうが同じ価値観の人間と話をするとみな同じ意見を言う
良い作品、いい仕事をすれば人は認めてくれる、そして金は後からついてくる。
最近の話でいうと税金の話がある、保険や定期の積み立てなど控除になる方法が、いくつかあるのは開業当初から知っている、しかし面倒くさいのと興味がないのとで全く手を付けていない。
ある人がお金のことはきちんとした方が良いとアドバイスをくれた。
いざ頼んでみると口は出すけど、やれ体調が、やれ忙しいとなかなか手を付けようとはしない。
目先の金に踊らされる人間は、最初に労力や時間など、どんぶり勘定で、見積もりを出したり、そろばんをはじくが馬鹿だ。
たとえば年間で仮に30万円節税できるとしよう。
年間30万円節税が出来るとするなら、初年度の節税分の30万円をそっくり報酬として渡しても、来年も再来年も節税できるなら安いものだ。
いくつかの手続きをするだけで、何十日もかからないし、30万は少なくない報酬ではと金勘定のできない私にもわかる。
そして節税分を報酬として支払うだけでなく、何より信用が付く、もっと色んな事をお願いしてみたいだとか、アイデアを教えてほしいとか頼りにされて報酬も増える。
結果として最初にそろばんをはじくより、損得考えずにとりあえずやってしまって、相手の出方を見れば相手の本性もわかるし、今後の付き合い方もわかる、結果としていい事しかない。
でも目先の金にとらわれる人間はこれが出来ない。
なぜなら根底に楽して稼ぎたい、好きな事だけで金儲けをしたいという気持ちに捕らわれているからだ。
でもゴールや物事の過程には、苦労はつきものである、頭でわかっててもできない人が多い。
とても有能で素晴らしい人材だとしても、無意識に自分で自分にブレーキをかけてしまっていることに気が付けていないのだ。
そのブレーキとは自分自身でも気が付けていない目先の損得に捕らわれるという罠だ。